データファイル準備(Oracleの場合)

次の点に注意してファイルを用意してください。

  1. 列の名前と受信メールの項目名を統一する(区切り記号モードの場合)

    BitplusPROは、受信メールの項目名と列の名前が一致する行にデータを保存します。
    そのため、必ずメールの項目名と列の名前を統一するようにしてください。

  2. 列のデータ型について

    受信メールのデータ型がデータベースの列のデータ型と一致しない場合、データを保存することは出来ません。
    その為、必ず受信するデータに合ったデータ型にする必要があります。

    よく分からない場合は、CHARNCHARVARCHAR2NVARCHAR2のいづれかにしておけば、ほとんどのデータが読み込めます。
    基本的にはCHARNCHARとし、複数行にわたる文章や項目名の次の行に値があるような場合VARCHAR2NVARCHAR2にしてフィールドのサイズを256以上(255以下のサイズの場合、複数行の取得ができません)にしてください。
    複数行のデータを取得するフィールドが同一テーブルで1つだけの場合は、LONGでも取得できます。

    Oracleの全てのデータ型に対応しているわけではありません。
    読み込み可能なものと読み込めないものがあります。

    出力可能なデータ型
    VARCHAR2可変長文字列4000バイト
    NUMBER最大38桁の数値 
    DATE日付型(日付と時刻) 
    CHAR固定長文字列2000バイト
    FLOAT浮動小数点数データ 
    INTEGER数値型NUMBER(38)と同じ
    NCHARUnicodeデータの固定長文字列 2000バイト
    NVARCHAR2Unicodeデータの可変長文字列4000バイト
    LONG可変長の文字列型データ2Gバイト
    ※LONG型の列を一つの表に複数持つことは出来ませんので、本文取込モードでVARCHAR2NVARCHAR2の4000バイト以上の本文やヘッダーを取り込むときは、注意が必要です。

    下記のデータ型は、出力出来ません。
    ROWIDデータベース内の各行を表す文字列データ 
    LONG RAW可変長のバイナリー型データ2Gバイト
    RAWバイナリー型データ2000バイト
    UROWID行アドレスタイプを表すバイナリデータ4000バイト
    BLOGバイナリー型データ4Gバイト
    CLOGデータベース・キャラクタ・セットの可変長文字列データ 
    NCLOG各国語キャラクタ・セットの可変長文字列データ 
    BFILEデータベース外のバイナリーファイル 
    TIMESTAMP日付型の拡張(日付型と1秒未満のデータ) 
     

  3. Nullを許容
    基本的に全ての列について、Nullを許容にしてください。