区切り記号モード

区切り記号モードについて説明します。

この動作モードは、受信するメールが定型で、項目名と値を区別する区切り記号があるなど一定の条件を満たしている場合、又は、CGI等を修正することが可能でメールレイアウトを区切り記号モードで受信可能な状態にできる場合にご利用いただけます。


区切り記号モードで受信するための条件

下記の条件を全てクリアしているメールについては、区切り記号モードで受信可能です。

  1. 受信メールのレイアウト

    受信メールが項目名 区切り記号 値というレイアウトになっていること。
    項目名は、データベーステーブルのフィールド名と統一(大文字・小文字及び全角・半角は区別されます)し、区切り記号は、下記のいずれか1種類と(半角、全角スペース)の組合わせとします。

    対応可能な区切り記号
    : (半角コロン)
    : (全角コロン)
    = (半角イコール)
    = (全角イコール)
    ; (半角セミコロン)
    ; (全角セミコロン)
    - (半角ハイフン)
    − (全角ハイフン)
    ] (半角スクウェアブラケット)
    ] (全角スクウェアブラケット)
    】 (スミツキカッコ)

    ※区切り記号が ] (半角スクエアブラケット)、 ](全角スクエアブラケット) 】(スミツキカッコ)の場合、データベースのフィールド名は前ブラケットや前カッコを取ったものにする必要があります。
    例:区切り記号が 】 (スミツキカッコ)で"【項目名1】値"のようになっている場合、データベースのフィールド名は"項目名1"となります。

    対応可能なメール本文レイアウトの例

  2. メールに件名(Subject)があること

    受信するメールに件名(Subject)が無い場合は受信できません。

  3. データベースのフィールド名とメールの項目名が統一されていること

    BitplusPROは、受信したメールの項目名と一致するデータベースのフィールドにデータを読み込みます。
    したがって、項目名とフィールド名を全角・半角・大文字・小文字なども必ず統一する必要があります。

  4. 項目名が重複していないこと

    一つのメール内に同じ項目名が複数存在することの無いようにしてください。

  5. 出力するデータとデータベースのデータ型が適合していること

    データベースの各フィールドのデータ型と受信メールの値のデータ型が一致している必要があります。
    データ型が異なる場合、読み込むことは出来ません。

  6. その他

    項目名と項目名の間に空行や区切り線はできるだけ入れないようにしてください。
    例えば、データファイルがExcelの場合やAccessの場合でデータ型がメモ型の項目に続いて空行や区切り線などがある場合、改行や区切り線もメモ型の続きと判断されデータベースに読み込まれてしまいます。
    SQL ServerやOracle、MySQLでも同様です。


対応可能なメール本文レイアウトの例

区切記号前後に
スペース無
区切記号前に
スペース
区切記号前後に
スペース
区切記号前に
複数スペース
区切記号後に
改行
項目名1:値
項目名2:値
項目名3:値


項目名10:値
項目名1 :値
項目名2 :値
項目名3 :値


項目名10 :値
項目名1 : 値
項目名2 : 値
項目名3 : 値


項目名10 : 値
項目名1 : 値
項目名2  : 値
項目名3 : 値


項目名10   : 値
項目名1:

項目名2:

項目名3:



項目名10:

項目名1;値
項目名2;値
項目名3;値


項目名10;値
項目名1 ;値
項目名2 ;値
項目名3 ;値


項目名10 ;値
項目名1 ; 値
項目名2 ; 値
項目名3 ; 値


項目名10 ; 値
項目名1 ; 値
項目名2  ; 値
項目名3 ; 値


項目名10   ; 値
項目名1;

項目名2;

項目名3;



項目名10;

項目名1=値
項目名2=値
項目名3=値


項目名10=値
項目名1 =値
項目名2 =値
項目名3 =値


項目名10 =値
項目名1 = 値
項目名2 = 値
項目名3 = 値


項目名10 = 値
項目名1 = 値
項目名2  = 値
項目名3 = 値


項目名10  = 値
項目名1=

項目名2=

項目名3=



項目名10=

[項目名1]値
[項目名2]値
[項目名3]値


[項目名10]値
[項目名1] 値
[項目名2] 値
[項目名3] 値


[項目名10] 値
[項目名1] 値
[項目名2] 値
[項目名3] 値


[項目名10] 値
[項目名1] 値
[項目名2]  値
[項目名3] 値


[項目名10]   値
[項目名1]

[項目名2]

[項目名3]



[項目名10]