■BitplusServiceについて

BitplusService（ビットプラスサービス）は、

「メールを受信しヘッダーと本文を項目ごとに分解しデータベースに出力する」

Windows サービスアプリケーションです。

BitplusServiceは、Windowsがブートしたときに起動し、Windows が動作中はバックグラウンドで動作します。


対応オペレーティングシステム
  1. Windows Server 2012 R2/2012
  2. Windows Server 2008 R2
対応データベース
  1. Micorsoft Access 2013/2010/2007
  2. Micorsoft SQL Server 2014/2012/2008 R2/2008
  3. Oracle 12c/11g/10g
  4. MySQL 5.6/5.5/5.1
  5. Micorsoft Excel 2013/2010/2007
Micorsoft Access2003/2002/2000ならびにExcel2003/2002/2000については、Micorsoft社のサポートが終了しておりますので、使用する場合は、ユーザー責任でご利用いただくことになります。
これらのバージョンをデータファイルとして使用した場合のトラブルについては、サポート対象外となりますので予めご了承ください。

BitplusServiceを利用すれば、受信したメールを手作業でデータベースに入力する必要がなくなり、メール受信完了と同時にデータを利用できるようになります。
WEBサイトに複数のフォームがある場合でもメールの件名（subject）を分けることで、各メールを別々のデータベースに書き込むことも、まとめて一つのデータベースに書き込むこともできます。
つまり、一般的なメーラーは、メールサーバーからメールを受信しディスプレイに表示しますが、BitplusServiceは、メールを受信と同時に分解しデータベースに書き込むのです。
さらに、照合モードではメール本文の情報とデータベースの指定フィールドの各レコードとを照合して、一致するレコードをチェックしたり、新たな情報に書き換えることもできます。
さらに、データファイルがMicorsoft Access/Micorsoft SQL Server/Oracle/MySQLであれば、1通のメールを複数のテーブルに関連付けて分散して書込むことが出来ます。

[主な用途]

  1. ネットショップなどの受注メール処理
  2. 資料請求
  3. お問い合わせ
  4. メールアドレス登録（メールヘッダーのFromやReturn-Pathからのメールアドレス取得に対応）
  5. 各種アンケート
  6. 会員登録
  7. プレゼント応募受付
  8. メールヘッダーからメールアドレス等の取得
  9. メール配信停止
  10. メールアドレス変更
  11. その他フォームを利用して送信されてくるメールのデータベースへの書き込み

[BitplusServiceの特徴]

  1. 受信するメールの項目名とデータベースのフィールド名の一致した場合自動的に値を書き込みます。
    (設定が簡単な区切り記号モードでも幅広い定型メールに対応。対応メール形式詳細)
  2. POP over SMTPに対応していますので、暗号化された通信でご利用いただけます。
  3. マルチパート（添付ファイル付等）のメールも処理可能で、添付ファイルは最大5つまで処理できます。
  4. メールの項目数や順番をデータベースと合わせる必要はありません。（区切り記号モード）
  5. データファイルは、Micorsoft Access/Micorsoft SQL Server/Oracle/MySQL/Micorsoft Excelに対応しています。
  6. データファイルがMicorsoft Accessの場合、パスワードで保護されているファイルにも出力可能です。
  7. Micorsoft SQL Serverは、NT認証・SQL Server認証とも対応しています。
  8. 複数のメールアカウント（異なるメールサーバーでも可）を巡回してメールを受信し、それぞれ指定したデータベースへの読み込みが出来ます。
  9. 項目名と値の間に区切り記号（":"、";"、"="、"-"、"]"、"】"）がない場合でも、定義ファイルを設定することでほとんどの定型メールを読み込むことが可能です。
  10. 受信メールの中に2つ以上同じ項目名がある場合でも、定義ファイルを設定することでそれぞれ別のフィールドに読み込むことが出来ます。
  11. データファイルがMicorsoft Access/Micorsoft SQL Server/Oracle/MySQLの場合、サブテーブルを利用して1通のメールを最大3つのテーブルに分散して書き込むことが出来ます。
  12. データベース中のフィールドを照合し、自動的に更新したり、チェックを入れることができます。この機能を使用すれば、「メールの配信停止」や「アドレスの変更」も自動化することが出来ます。
  13. ヘッダーからも情報を取得できますので、空メールからメールアドレスを取得することも出来ます。
  14. メールの本文及びヘッダーをそのままの状態で取り込むことが出来ます。(データファイルがExcelの場合不可)
    ※Excel以外の場合でも、データファイルのフィールドサイズが不足する場合は出力できません。
  15. メールボックス保守で、メールボックスにあるメールの閲覧及び削除が出来ます。