BitMailPRO設定

RODB+からメールを送るためにはBitMailPROをインストールして設定する必要があります。

RODB+とBitMailPROの連携により、注文確認メール・入金確認メール・入金督促メール・発送通知メールを一斉送信することが可能になります。

BitMailPROのダウンロードやインストール等につきましてはこちらのページの「ダウンロード・インストール」をご覧ください。 インストール後に以下の設定をしてください。


    設定方法

    BitMailPROを起動し、設定(E)→送信設定(S)で送信設定一覧の画面を表示。
    [新規設定]ボタンをクリックして受信メール設定の画面を表示してください。
    以下に各タブの設定を説明します。

    注)注文確認メール設定、入金確認メール設定、入金督促メール設定、発送通知メール設定、4種類の設定を作成します。

    1. メールアカウント
      • 設定サンプル

        アカウント設定例
        送信者名
        ここに設定した送信者名が、メールのヘッダーに送信者として使用されますので、メールを受信した方が分かりやすい会社名や氏名にしてください。

        電子メールアドレス
        送信元となるメールアドレスです。
        メールサーバーで送信可能な実在するメールアドレスを設定してください。

        Reply-to
        返信専用のメールアドレスです。
        送信者のアドレスと別のアドレスにメールを返信してもらう必要があるときのみ設定してください。
        通常は、設定する必要がありません。
        設定すると受信者がメールをそのまま返信するとこのアドレスに返信することになります。

        BCC
        送信するすべてのメールの控えが必要なときのみ設定してください。
        控えが必要ない場合は、何も入力しない状態で使用します。
        控えのメールを必要とする場合はそのメールアドレスを設定します。
        複数のアドレスを設定するときは、セミコロン(;)で区切って入力してください。
        BCCに設定した状態で、たとえば100通メールを送信すると、100通の控えメールが指定したメールアドレスに送信されます。
        尚、BCCにアドレスを登録した状態で、送信設定のOKボタンをクリックすると下記の確認メッセージが表示されます。


        BCCを利用した場合、利用しない場合より送信速度が遅くなります。

        認証方法
        認証方法は、次の4種類です。
        1. AUTH-PLAIN(推奨)
        2. AUTH-LOGIN
        3. AUTH-CRAM-MD5
        4. POP before SMTP(1〜3の認証方法にも対応していない場合にご利用ください。)
        お使いのプロバイダーがサポートしている認証方法を選択してください。
        不明な場合はメールサーバーの管理者に確認してどの認証方法が利用できるか確認するか、下記の方法でチェックしてください。

        コマンドプロンプト(DOS窓)を開き次のコマンドを入力することで、認証方法を確認することができます。
        コマンドプロンプトでの確認方法
        telnet [SMTPサーバー名] [ポート番号]
        と入力(例:telnet ******.co.jp 25)してEnterキーを押下しサーバーからのレスポンスを待ちます。
        つぎに
        ehlo localhost
        と入力しEnterキーを押下、サーバーからレスポンスがあるので、認証方法を確認します。
        下記のようなレスポンスの場合は、PLAIN、LOGIN、CRAM-MD5の3種類のSMTP認証に対応していることになります。
         
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
        250-AUTH=PLAIN LOGIN CRAM-MD5
        250-AUTH PLAIN LOGIN CRAM-MD5
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
         
        確認が終わったらサーバーとの接続を切断するコマンドを入力しEnterキーを押下します。
        quit

        SMTPサーバー名
        お使いのプロバイダーやメールサーバーの管理者から通知された情報を正確に入力してください。

        SMTPサーバー名(アカウント)
        お使いのプロバイダーやメールサーバーの管理者から通知された情報を正確に入力してください。

        SMTPサーバー名(パスワード)
        お使いのプロバイダーやメールサーバーの管理者から通知された情報または、ご自身で設定した情報を正確に入力してください。
        登録できるパスワードは、英数字の半角48文字までに制限されています。

        SMTPサーバー名(ポート番号)
        通常は587のまま、または25で使用しますが、プロバイダーやメールサーバーの管理者から番号の指定がある場合は、その番号に変更してください。

        セキュリティで保護されたパスワード認証で接続
        パスワードをSSLで保護して認証するモードです。
        このオプションを選択する場合、認証方法をPOP before SMTP以外にする必要があります。

        セキュリティで保護された接続(SMTP over SSL)
        メールサーバーとの間でSSLで保護して通信を行います。
        このオプションを選択する場合、認証方法をPOP before SMTP以外にする必要があります。 また、ポート番号が465に変更されます。

        ******* POP3関連の項目は、認証方法でPOP before SMTPを選択した場合のみ設定が必要です。*******

        POP3サーバー名
        お使いのプロバイダーやメールサーバーの管理者から通知された情報を正確に入力してください

        APOP
        APOPは、POPサーバーへパスワードを送信するときに暗号化する認証方法です。
        サーバーがAPOPに対応している場合、APOPにチェックを入れれば、APOPで送信することができます。
        (サーバーがAPOPに対応しているかどうかは、お使いのサーバーの管理者にお問い合わせください)

        POP3サーバー名(アカウント)
        お使いのプロバイダーやメールサーバーの管理者から通知された情報を正確に入力してください。

        POP3サーバー名(パスワード)
        お使いのプロバイダーやメールサーバーの管理者から通知された情報または、ご自身で設定した情報を正確に入力してください。
        登録できるパスワードは、英数字の半角48文字までに制限されています。

        POP3サーバー名(ポート番号)
        通常は110のままで使用しますが、プロバイダーやメールサーバーの管理者から番号の指定がある場合は、その番号に変更してください。

        接続テスト
        メールアカウントのタブの必要事項を入力した時点で、メールサーバーに接続できるかどうかを確かめることが出来ます。
        正常に接続できれば、次のようなメッセージが表示されます。
        それ以外メッセージが表示された場合は、設定を確認して下さい。




    2. データファイル
      • 設定サンプル

        アカウント設定例

        ファイル種別
        Access2007-2013(*.accd*) を選択

        ファイル名
        データファイルRODBDATA.accdbを選択
        通常データファイルは、C:\Users\****\AppData\Local\Newsbit\RODB\RODBDATA.accdb へインストールされます。
        ****の部分はログインユーザー名となります。詳しくはデータファイル設定を参照してください。
        テーブル名
        メール種類によって選ぶテーブル名が異なります。以下のように設定します。 注文確認メール設定 : W_BMP_OrderMail
        入金確認メール設定 : W_BMP_PaymentMail
        入金督促メール設定 : W_BMP_OrderMail
        発送通知メール設定 : W_BMP_SendMail
        それぞれプルダウンをから選択します。
        各項目名称
        以下のように4つの必須項目をプルダウンから選択します。
        ID     : ID
        送信先選択 : 送信先
        名前    : 名前
        Email    : Email
    3. 挿入文字
      • 設定サンプル

        アカウント設定例


        まず挿入文字使用数を5個にします。次に以下のようにプルダウンから選択します。
        \@  : 件名
        \A  : 本文
    4. オプション
      • 設定サンプル

        アカウント設定例

        オプション
        画像サンプルのように宛名差込をNoに変更します。
    5. 既定メール
      • 設定サンプル

        アカウント設定例

        既定メール
        画像サンプルのように設定をします。
        件名の欄に\@(件名の挿入文字)、本文の欄には\A(本文の挿入文字)と入力をします。