BitplusPROについて

BitplusPRO(ビットプラスプロ)は、「データベース出力の受信専用の特殊機能メーラー」です。

動作環境等

  1. オペレーティングシステムが次のいずれかであること。
     Windows 10 / 8.1 / 7/ Server2012 R2 / Server2008 R2

    Windows 8 / Vista / XP / 2000 以前のMicrosoft製 OS について
    これらのOSは、動作保障対象外となりますのでご注意ください。

    定型メール(フォームメール等)を受信してヘッダーならびに本文を分析し次の種類のデータベースに値を出力することができます。

    1. Micorsoft Access2016/2013/2010
    2. Excel2016/2013/2010
    3. SQL Server2014/2012/2008 R2
    4. Oracle11g
    5. MySQL5
    Micorsoft Access2007/2003/2002/2000ならびにExcel2007/2003/2002/2000については、Micorsoft社のサポートが終了しておりますので、使用する場合は、ユーザー責任でご利用いただくことになります。
    これらのバージョンをデータファイルとして使用した場合のトラブルについては、サポート対象外となりますので予めご了承ください。

    BitplusPROを利用すれば、受信したメールを手作業でデータベースに入力する必要がなくなり、メール受信完了と同時にデータを利用できるようになります。
    さらに、すでにメーラーで受信済みのメールもeml形式のデータからコンバートすることもできます。
    WEBサイトに複数のフォームがある場合でもメールの件名(subject)を分けることで、各メールを別々のデータベースに書き込むことも、まとめて一つのデータベースに書き込むこともできます。
    つまり、通常メーラー(Outlook等)は、メールサーバーからメールを読むために受信し表示しますが、BitplusPROはメールの内容を解析しデータベースに書き込む為に受信するのです。
    さらに、照合モードではメール本文の情報とデータベースの指定フィールドの各レコードとを照合して、一致するレコードをチェックしたり、新たな情報に書き換えることもできます。
    さらに、データファイルがAccess/SQL Server/Oracle/MySQLであれば、サブテーブルを利用して1通のメールを複数のテーブルに関連付けて分散して書込むことが出来ます。

    もちろん、インターネットに接続可能な環境であれば使用可能で、専用のサーバー等を用意する必要がありません。


    [主な用途]

    1. 会員登録
    2. メールアドレス登録(メールヘッダーのFromやReturn-Pathからのメールアドレス取得に対応)
    3. 各種アンケート
    4. 資料請求
    5. お問い合わせ
    6. 商品受注
    7. プレゼント応募受付
    8. メールヘッダーからメールアドレス等の取得
    9. メール配信停止
    10. メールアドレス変更
    11. その他フォームを利用して送信されてくるメールのデータベースへの書き込み

    [BitplusPROの特徴]

    1. 受信するメールの項目名とデータベースのフィールド名の一致した場合自動的に値を書き込みます。
      (設定が簡単な区切り記号モードでも幅広い定型メールに対応。対応メール形式詳細)
    2. POP over SMTPに対応していますので、暗号化された通信でご利用いただけます。
    3. eml形式のデータからデータベースに出力することが出来ます。
    4. マルチパート(添付ファイル付等)のメールも処理可能で、添付ファイルは最大5つまで処理できます。
    5. メールの項目数や順番をデータベースと合わせる必要はありません。(区切り記号モード)
    6. データファイルは、Access/Excel/SQL Server/Oracle/MySQLに対応しています。
    7. データファイルがAccessの場合、パスワードで保護されているファイルにも出力可能です。
    8. SQL Serverは、NT認証・SQL Server認証とも対応しています。
    9. 複数のメールアカウント(異なるメールサーバーでも可)を巡回してメールを受信し、それぞれ指定したデータベースへの読み込みが出来ます。
    10. 項目名と値の間に区切り記号(":"、";"、"="、"-"、"]"、"】")がない場合でも、定義ファイルを設定することでほとんどの定型メールを読み込むことが可能です。
    11. 受信メールの中に2つ以上同じ項目名がある場合でも、定義ファイルを設定することでそれぞれ別のフィールドに読み込むことが出来ます。
    12. データファイルがAccess/SQL Server/Oracle/MySQLの場合、サブテーブルを利用して1通のメールを最大3つのテーブルに分散して書き込むことが出来ます。
    13. データベース中のフィールドを照合し、自動的に更新したり、チェックを入れることができます。この機能を使用すれば、「メールの配信停止」や「アドレスの変更」も自動化することが出来ます。
    14. ヘッダーからも情報を取得できますので、携帯電話から空のメールからメールアドレスを取得することも出来ます。
    15. メールの本文及びヘッダーをそのままの状態で取り込むことが出来ます。(データファイルがExcelの場合不可)
      尚、データファイルのフィールドサイズが不足する場合は出力できません。
    16. タイマー機能(時刻指定、間隔指定)によりメールを自動的に取得することが出来ます。
    17. 直接アクセスのデータベース(*.accdb)を作成・閲覧できます。
    18. データファイルの指定したフィールドについて重複チェックが出来ます。
    19. メールボックス保守で、メールボックスにあるメールの閲覧及び削除が出来ます。