データベースの導入を検討しているとしたら、データベースの効果として何を期待するかを明確にすべきです。目的をはっきりさせずに開発に着手しても良い結果は得られません。
多くの場合、データベースを使用したほうが業務効率は良くなりますので、作ることをお薦めしますが、ごく稀に業務が「経験」や「勘」に大きく依存するような場合に効率化を期待できない場合もあります。
つまり、御社の業務がマニュアル化出来るようであればデータベースの導入の効果は期待できます。
しかし、特定の人(管理職や技術者等)の「経験」や「勘」に依存している場合や、その都度人的判断で微妙に各種条件(割引率等)が変わるようなビジネスでマニュアル化が難しい場合は、データベースを
開発することは出来てもコストが見合わない可能性もありますので注意が必要です。
データベースを作るか検討している場合、ぜひ、そのあたりを整理してみることをお薦めします。
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